ネットワーク機器の老舗メーカー、アライドテレシス株式会社 グローバル・マーケティング総括本部、Global Product Marketing部 部長である松口氏と、ネットワーク環境整備を担う、株式会社コムネットシステム ICTソリューション事業部 部長、小倉が、次世代のネットワーク環境の新しい形について対談するこの連載。最終回となる今回は、コムネットシステム社が、アライドテレシス社を含むさまざまなネットワーク環境整備のステークホルダーとなる企業を集約し実現した「ネットワークのサブスクリプションサービス」の実現が生み出す新しい価値、次世代の環境の可能性について、展望を含めて語っていきます。
- 松口氏
- 「ネットワーク基盤を構築するメーカーとして目指すものは、やはりエンドユーザーのビジネスの成功に尽きると思います。しかし、そのためには、より高度平準的な環境の提供が必要であるとアライドテレシス社も考え、AMFやVISTA MANAGERといった、これまで見えづらかった部分をわかりやすく表示できるようにする製品や、集中管理をしやすくする製品をリリースしてきました。しかし、それでもアプローチできないユーザーがいたことは確かです」