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【第2回】アライドテレシス社と考える、ネットワーク機器 サブスクの可能性

ネットワークインフラが必要不可欠な「社会インフラ」のひとつになるには ネットワークインフラが必要不可欠な「社会インフラ」のひとつになるには

ネットワーク機器の老舗メーカー、アライドテレシス株式会社 グローバル・マーケティング総括本部、Global Product Marketing部 部長である松口氏と、ネットワーク環境整備を担う、株式会社コムネットシステム ICTソリューション事業部 部長、小倉が、次世代のネットワーク環境の新しい形について対談するこの連載。第2回目の今回は、進化を続けるネットワーク環境において、提供規模の大小に関わらず、真に「社会インフラ」となるために必要な考え方について語ります。

前回の連載では、ネットワークインフラの進化スピードと、これに対応する現場環境の乖離について取り上げました。アライドテレシス社の松口氏は、ネットワーク環境の進化はこれからも続いていくが、このままの提供形態では一部の恵まれた環境にある企業や、高い専門性を持つユーザーしかその恩恵を受けることができないのではないか、と疑問を呈します。例えば、豪邸であっても、小さな邸宅であっても、TVとその再生環境はほぼ同じであるように、ネットワークのレベルも同じであることが、ネットワークが真の「社会インフラ」足り得る条件であると、二人は口を揃えます。


ネットワーク環境の未来ついて語る両氏 ネットワーク環境の未来ついて語る両氏

松口氏
「より良いネットワークインフラを提供するためには、どうしても大規模な機器の提供が必要になります。
機器のコストは掛かっても、最終的な導入効果は、プラスに転じるものです。ネットワーク環境の規模に関係なく、どの企業も同じようにこうしたプラスの導入効果を享受できなければならないと考えています」
小倉
「そうですね。誰かは享受できるが、別の誰かはできない、では、社会インフラとは呼べません」
松口氏
「テレワークが一般化したことで、リッチネットワークは規模の大小に関わらず、誰もが同じように、その恩恵を受け取れる必要性が顕在化したのだと思います。
今こそ、“リッチネットワークの平準化”が必要になるタイミングかもしれませんね」

立場こそ違え、あらゆる人がリッチネットワークを受け取れる「ネットワークインフラの平準化」が、ベンダーとメーカーが共通して目指す未来だと意見を交わした両氏。しかし、その実現には、やはり多くのハードルを有します。
そこで、コムネットシステム社の小倉は「サブスクリプション」というキーワードを提示しました。

小倉
「そんな状況下で、コムネットシステムが考えたのが“ネットワークのサブスクリプション”なんです」
松口氏
「それを最初にご提案をいただいたときは驚きましたね。
でも、すぐに多くの可能性を感じ、アライドテレシス社としても、その実現にむけて真剣に考え始めました」

小倉の語る「ネットワークのサブスクリプション」とは、映像配信などの月額使い放題と同様に、最新の機器や保守体制といった、常に最新の状態にアップデートされた強固なネットワーク環境を、多くのユーザーが共有して利用することで、ユーザー単位のコストを減らすという、まさに「サブスクリプション」の考え方を活用したサービスです。
昨今では、多くのサービスがサブスクリプション化されていますが、これをネットワーク環境にも、適応しようという考え方でした。
では、これを受けて、最終回となる次回では、両社の意図する、ネットワークのサブスクリプションの未来をご紹介していきましょう。

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